Aleph Farmsがスイス当局に「培養肉」の申請を提出、欧州で初!
細胞農業研究機構への参画企業のAleph Farms(アルフ・ファームズ)社がスイスの小売大手Migros(ミグロス)社の協力のもとスイス連邦食品安全獣医局(FSVO)への申請を行提出したことを発表した。
AgFunder Network Partnersの記事によるとスイスの承認に関して、
「審査と承認のプロセスには12~24か月かかると予想していますが、そのスケジュールはスイスの規制当局に大きく依存します。」
また、同記事内でGIFより「 欧州食品安全局(EFSA)はまだ培養肉・細胞性食品会社から関係書類を受け取っていない」との発言があり、今回の申請を受け、今後の動きによってはEUにおける細胞性食品(いわゆる「培養肉」)の普及に大きな進展があると見られる。
⭐️Aleph Farms社が作った細胞性牛肉の試食レポートがJACAサイトにはありますよ!
試食レポートページをご覧ください。吉富代表理事がAleph Farms社の細胞性牛肉を試食した感想を掲載しています。動画もありますのでどうぞご覧ください!
細胞性食品(いわゆる「培養肉」)が実際の市場に販売される許可される、申請がなされたりするニュースが世界的に続々と続いています。
細胞性食品(いわゆる「培養肉」)を含むフードテック市場は2020年規模と比べると2050年までに10倍以上という試算もなされています。着実に必要性のある市場となりつつあります。
JACAは、食料安全保障や持続可能性、日本として細胞農業に対してどのように向き合うべきか、この市場とどのように付き合っていくべきなのかを考え、提案する活動を継続いたします。
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