The Good Food Institute (GFI) と一般社団法人細胞農業研究機構（JACA）は、日本における細胞性食品の分野を進展させるためのさらなる協力を目指して、覚書を締結しました

The Good Food Institute (GFI)>と一般社団法人細胞農業研究機構（JACA）は日本を含む地域で細胞性食品（いわゆる「培養肉」等）を含む代替タンパク質の分野を進展させるための協力関係を築くことで合意しました。GFIは代替たんぱく質産業の進展を目指す国際的な非営利組織です。JACAは、細胞性食品を開発13のスタートアップやアカデミア、国内の企業を含む計50以上（※2023年6月13日時点）の団体により構成され、日本において細胞性食品の規制や業界ガイドラインについての提言を目指す研究組織です。

GFIは日本において既に活動しているJACAとのパートナーシップを行うことにより、より国内に適した活動を実施することができます。

JACAはGFIとの連携によって、日本の産業が細胞農業分野において国際的な議論へ参画することを促進します。JACAは、国内外の様々な業界団体と協力して日本の進展に関する情報を世界に発信し、細胞農業分野において現在国際的に行われている合意形成に貢献することで、日本が「蚊帳の外」にならない環境構築を目指しています。

具体的な協力内容は以下を含みます。

• GFIは、可能な限りJACAを関連する国際的なステークホルダー（産業界、政府、メディアなど）につなげ、日本市場に関する議論でJACAに言及する場合に、報道やレポートで言及すること
• JACAは、GFIの日本における活動計画に対するフィードバックを提供します
• JACAは必要に応じて、GFIの日本のリスクコミュニケーション戦略/計画の開発に協力します
• 両団体は、APAC地域およびその他の国における国家間の規制調整に協力します

詳細については、admin@jaca.jpまでお問い合わせください

※2023年6月13日時点